縄跳びの二重跳びが簡単に跳ぶコツ
皆さん二重跳びできなくて、体育の授業で困ったことないですか?
また、お子さんで二重跳びができなくて今まさに困っていませんか?
大人になってから二重跳びできるようになりたい、子供が跳べるようになりたいがどうすればよいか困っているなどの皆さんへ、二重跳びが跳べるようになるコツをお伝えします。
うまく跳べない人は、自分には縄を力いっぱい回すだけの力がないとか、ジャンプ力がないなどといった理由で、できないと思っている人が多くいます。
その人たちに言いたいのが、二重跳びに必要なのは力いっぱいではないということです。
今から教える2つの意識を変えて練習することで、上達できるできるのではないでしょうか。
その2つとは、これらのポイントで意識を変えて練習に取り組むことです。
①縄の回し方
②跳び方
では、ひとつずつ解説していきます。
①縄の回し方
まずは縄の回し方です。
皆さんは縄跳びで二重跳びをするときに、早く回したいあまり縄を力いっぱい回していませんか?
そうするとどうなるでしょうか?
下の絵は力いっぱい回している人です。
この絵にある人は、力いっぱい回す=腕を大きく回すをしてしまっています。
そうなると、縄が回っている円が大きくなります。
円が大きいということはつまり、1回転するのに時間がかかっているのです。
では、もし腕をほとんど回さずに手首だけで回した場合はどうでしょうか?
下の絵は腕を固定して手首だけで回している人です。
円の回る軸の部分(腕の部分)が動かないため、腕で回している人よりも縄が回っている円が小さいことがわかります。
円が小さいということはつまり、1回転する時間が少ないのです。
早く回すために必要なことは力いっぱい大きく回すことではありません。
絵にある通り、力をかけすぎずに、腕を固定して手首を使って小さく回すことを意識してみましょう。
これだけでも、だいぶ縄跳びが上達できます。
②跳び方
続いて跳び方です。
皆さんは縄跳びで二重跳びをするときに、2回縄が回りきった時に跳んでいられるように、力いっぱい高く跳んでいませんか?
下の絵は力いっぱい高く跳んでいる人です。
力いっぱい跳んでいると、確かに2回縄が回りきった時に跳んでいる状態にできるかもしれません。
では、あなたは力を込めて最大限高く跳ぶことを何回連続で繰り返せますか?
正直体力的にも苦しくて、これで2重跳びできても10回くらいで苦しくなります。
では、あまり高く跳ばない場合はどうでしょうか?
下の絵は小さく跳ぶ人です。
小さく跳べば何回でも回すだけの体力は続きそうですね。
いやいや、でも小さく跳んだら、足にぶつかるのではと皆さん考えると思います。
そもそも確認なのですが、皆さんの縄の太さはどのくらいでしょうか?
太くても2cmあるかどうかですよね?
つまり、極論を言ってしまえば、地面よりも5cmくらい跳んでいれば縄が回ることが可能なのです。
もちろんこれは極論になりますが、何が言いたいかというとジャンプする上で高さは絶対条件ではないということです。
それよりも、大事なのは高さよりも、跳ぶタイミングと跳んでいる時間(滞空時間)です。
◆では跳ぶタイミングと跳んでいる時間(滞空時間)が大切って?
まず、二重跳びですが、跳んでいる間に縄が2回転することです。
一重跳びはすごく小さく跳んでも回るのに、二重跳びになったとたんめちゃくちゃジャンプしないとと良く考えてしまいます。
でも、本当に2回回っている間ずっと跳んでいないといけないでしょうか?
これも極論になりますが、1回目の縄が足を通る時から2回目に縄が足を通る時まで飛んでいれば良いのです。
つまりは、2回転の間ずっと跳んでいなくても良いのです。
一重跳びの際は皆さん大体直前で跳べていると思いますが、あれと考え方は同じです。
もし跳ぶにしても1回転半くらいで十分なので、跳ぶ高さよりも、1回転半だけ空中にいるだけの跳ぶタイミングと空中にいる時間(滞空時間)が大切になります。
これならば、高く跳ばなくても良さそうに感じませんか?
これが跳んでいる高さよりも、滞空時間とタイミングの大切さが重要な理由です。
これにより、力を使わずに跳べるようになれば、何回も連続で跳べるようになります。
☆まとめ
二重跳びはうまく跳ぶために必要なことは、力いっぱい縄を回すことや力いっぱい跳ぶことではありません。
①縄を回すときには、腕を固定して手首で回すことで、縄を小さく回すこと!
②跳ぶときには、高さを意識せずに、跳ぶタイミングと跳んでいる時間(滞空時間)が大切と意識して跳ぶこと!
この2点を意識して練習すれば、力をかけず連続してきれいに二重跳びがきっとできるようになるでしょう。