これを意識することで格段に伝わり方が変わる方法

仕事でプレゼンする場面や、後輩に仕事の教えること、

さらには良い点悪い点を伝える場面など、

仕事をしていれば相手に物事を伝える場面はたくさんありますよね。

でも、相手にうまく伝わるかな?とか相手がどんな反応するのかな?とか・・・

伝える前っていつもすごく怖いなぁと感じています。皆さんはいかがですか??

 

不安のまま伝えようとすると、結局のところ話すことだけに集中してしまいがちになるかと思います。

そこで、私が伝える中で意識して取り組みしていることを紹介します。

この意識をしていることで、周りからはわかりやすいとか、前向きに受け取れるとかを言ってもらえています。(お世辞ではないことを願っていますが 笑)

 

◆伝えるために意識すること

私が仕事を通じて意識して伝えている点は、2つの話すことにより変えています。

 

①説明の内容を話すとき:

 〇 相手に受け取ってほしいこと、伝えることでどう捉えてほしいかを意識すること

 × 自分が話したいこと、自分が伝えたいこと

②思いを話すとき:

 〇 自分の思いをそのまま伝える

 × 相手の気持ちを汲みとって話す

 

説明と思いとで話す視点が変えています。

では、ひとつずつ解説していきます。

 

◆①説明の内容を話すとき

話の組み立てを考えるときに、あれも伝えたい・これも伝えたいと、伝えたいことがたくさんあったりしますよね。

大事なことなのであれも話すべきだとか、これは伝えるべきだとか・・・

ですが、ただ伝えたいことを話すだけで、果たして相手が受け止めてくれるでしょうか?

 

わかりやすい例を言えば、伝えたいことが5個も10個もあってそれをすべて話をする人と、大事な3つくらいに絞りなぜこれが大切で知ってもらうことが必要なのかを伝える人とでは、受け取り方がだいぶ変わります。

前者について悪い言い方をすれば、話し手が一方的に話しているだけの状態なのです。

皆さんは人の話を聞いているときに、話は聞いているけれど頭に入ってこない状態って経験ありませんか??

まさしくあの状態です。

 

大事なのは、話したい事ではなく、どう受け止めてほしいか。

もっといえば、どのような話なら受け止めやすいかです。

受け取ってほしい例として、「〇〇の理由でこれをやることが必要です」や「〇〇をしてしまうとこういう悪い事態になってしまいます」などです。

結局、プレゼンなどにおいて、うまく噛まずに話せたり、きれいにまとめていようとも、話し相手が受け取れていなければ目的を果たせていないのです。

子どもにわかるように説明しなさいとよく聞きますよね?、つまりはうまい説明は必要ないのです。

 

説明をするうえで大事な視点というのは、相手の立場に立って(相手の視点で)、どう受け取れるかを考えて話すことになります。

 

◆②思いを話すとき

前述では相手の立場に立つことで説明は受け取りやすいと話しました。

相手の気持ちを考えることが大事ということでした。

では、感情を話すときはどうでしょうか・・・

 

例を言えば、プレゼンにおいて相手がきっと大変になるお願いごとだからと「きっと大変なのでやれる範囲でお願いしますね・・・」とか、仕事の成果の悪い点をフィードバックをするときに「今回はうまくいかなかったけど次回はきっとできそうだよね・・・」とか・・・

相手の気持ちを考えるあまり、変な遠慮して感情を伝えたりしていませんか?

 

時と場合にもよりますが、思いを伝えるというのは、当たり前ですが自分の気持ちなんです。

それなのに、きっと大変だろうなとか、悪く聞こえないかなとか、相手の気持ちを汲み取りすぎると、正直すごくよそよそしく聞こえてしまいます。

相手の立場に立つことは大切ですが、ただ相手の気持ちに遠慮したり、よりそってあげている感が出て、何が言いたいのかと受け止めにくいです。

 

それよりも、「大変な頼み事になりますが、どうかよろしくお願いします」や「次からはこういう取り組みができるようになってほしいと私は思っているよ」など、ストレートに伝えてあげることが大切です。

 

思いを伝えるときに大事な視点というのは、相手の気持ちを配慮したうえで、自分の思いを(自分の視点で)素直に伝えることになります。

 

◆まとめ

人に物事を伝える前って、すごく不安ですよね。相手の反応がいつも怖いです。

不安を抱えたままだと、伝えるためへの意識が向かないことが良くあります。

自分も不安に襲われ意識しないまま伝えて失敗することが何度もありました。

内容を伝えなきゃと「×話したいことをそのまま伝える」、相手の気持ちに立たなきゃと「×遠慮しながら思いを伝える」をやっていました。

ですが、目的は話すことではないのです。

説明も思いも相手が受け取ることが目的なのです。

そのため、もう一度意識を変えて伝えてみてください。

 ・説明の内容は「①受け取ってほしいこと(相手の視点で)」を話す

 ・思いを話すときは「②自分の思いを(自分の視点で)」そのまま話す

この意識を変えるだけで、伝わり方がだいぶ変わりますよ。

良ければ是非参考にしてみてください!

 

P.S. とか言いながら、ブログの文章の伝わり方がなっていないなぁと反省しています 笑